Natsu life

娘・家族・仕事。大切なものをもっと大切にしたい。お母さんエンジニアの思うこと。

子ども用の水筒〜コップ飲みか直飲みか

すっかり涼しくなり秋も本番になってきましたが、子どもと出かけるときには飲み物を持って行くようにしています。

外は涼しくても乗り物の車内や室内が暑くて喉が渇くこともあるでしょうし、これからの季節は、風邪予防のためにも定期的に少量ずつを飲ませることは効果的だと考えています(うがいの代わりになるため)。

最近では水筒と言っても多種多様。水筒選びをするにあたり、サイズや見た目(デザイン)はひとまずおいておいて、飲み方に着目しました。

一般的な水筒は、飲み方が大きく2つに分かれます。

  • 直接口をつけて飲むタイプ
  • コップで飲むタイプ

そして、蓋を取り替えることでこの両方に対応できるようになっている商品もあります。我が家ではこの両対応のタイプを選びました。元々は、直飲み8割、コップ2割くらいになると予想していましたが、結果としてはその反対、コップを使うことがほとんどです。

メリット:衛生的

ペットボトルでも、直接口を付けて飲むと雑菌の繁殖は防げないと言います。それなら水筒も同じことでしょう。口を付ける部分だけでなく、唾液や食べ物のかすなどが、水筒内に入ることもあるかもしれません。

コップであれば、口をつけた部分だけを洗うこともできるため、衛生面では圧倒的にコップの勝利です。

短時間の利用であればどちらでもかまわないと思いますが、長時間持ち歩くときはどうしても気になります。そもそも両対応のタイプを選んだ一番の理由も、これでした。

メリット:飲んだ(飲ませた)量が分かる

これは使ってみて分かったメリットです。直飲みだとどのくらい飲んだかは重さなどで推測するしかありません。蓋を開けて中を覗いても、やはり推測の域を出ないでしょう。

ところがコップなら、少なめで3杯飲んだとか、たっぷり1杯飲んだとか、はっきりと分かります。

これは例えば「さっき3杯飲んだから電車に乗る前にトイレに連れて行こう」などというように、子どものトイレ事情にダイレクトに影響してくるのです。娘はまだまだトイレ初心者。そんな娘とのお出かけで、『飲んだ量が分かる』ことはメリットを通り越して必須条件にすら思えます。

メリット:乗り物の中でも飲ませやすい

これは予想外だったのですが、乗り物、特に車の中でも案外上手に飲ませられます。

なんとなくコップの方がこぼれやすいイメージがありましたが、コップなら少量だけをつぐことができるのでそれほど心配はいりませんでした。逆にボトルごと口につけると、最初のうちは中身も多く車が揺れたときなどは心配です。

この3つが今感じている大きなメリットです。しかし、1つだけデメリットも。

デメリット:飲むために人か机のサポートが必要

水筒に直接口を付けて飲む場合、水筒だけを娘に渡せば1人で飲めます。しかしコップの場合には、机やベンチなどどこか安定した場所に置いてから(娘が)自分で注ぐか、親が注いであげる必要があります。

この点はやはりコップ飲みのデメリットだと感じます。

それでも、コップの方が格段に使いやすく、持ち歩くときはだいたいコップをつけています。

ちなみに、娘に買ったのはこちら。

使い勝手がかなり良く満足しています。ただ、子どもが多く集まる場所に行くと同じものをいくつも見かけるので、記名や目印を付けておいた方がよさそうです。

ともだちって何だろう?心に語りかけてくれる絵本

3歳くらいになるとずいぶんと会話も上達し、だんだん友達と遊ぶのが上手になってきます。

それまでは、一緒の空間にいてもそれぞれ勝手に遊んでいた仲間たち。それが今度は、それぞれに役割のあるおままごとをしたりするようになる。本当に成長を感じます。

そうは言っても友達との遊び方はまだまだ初心者。気遣ったりすることは苦手です。

いや、得意とか苦手とかの前に、そういう概念がまだ存在していないのでしょう。

ちょっと気の強い子が、ちょっと気の弱い子を言いなりにしてしまう。悪気はないけれど、どうしても自然とそういう関係が出来上がっていきます。保育園では、先生方が上手に誘導してくれたりして、大きなトラブルにはなりませんが、やはり親としては見ていてハラハラするものです(我が子はちょっと気の強い方です)。

これからますます複雑になる人付き合い。

どうやって教えていくのがいいのかなと色々考えています。

そんな中、出会ったのがこちらの絵本。

ボタンが1つ取れた状態でお店に売られていたくまのコールテンくんと、ひとりの女の子リサとの出会いの物語です。

お話の中でコールテンくんは、たくさんの「やってみたかったこと」を達成していくのですが、最後に達成したのが・・・。

続きはぜひ絵本を手にとってみてください。

ストーリーを紹介する代わりに、「松居直のすすめる50の絵本―大人のための絵本入門(リンク amazon.co.jp)」で松居直さんが書いている紹介文の一部を引用します。

気持ちが通いあうことは、相手の気持ちを感じることであり、また自分の気持ちに気づくことです。

「くまのコールテンくん」は、こんなことが伝わるような一冊なのです。

柔らかいタッチの絵といい、リズム感のある文章といい、本当に引き込まれていきます。ちなみに、訳者は松岡享子さん。うさこちゃんシリーズのうち比較的新しい本を訳している方です。


「友達は大切にしなくてはいけないんだよ」なんてこと、言葉で直接伝えても、まだまだ経験の浅い3歳児が理解するのは難しいでしょう。でも、こういう本を何度も何度も繰り返し読んでいくうちに、心で何かを感じてくれたらいいなと思います。


友達を題材にした絵本と言えば、谷川俊太郎さんの「ともだち」もお勧めです。ただ、3歳ではまだ少し難しいところがあり、心の中にストンと落ちるためには、もう少し大きくなってからの方が良さそうだと感じました。

それでも、図書館で借りてきたとき娘は、興味深く何度も何度も読んでいました。

大人が読んでも色々と感じるものがある絵本です。複雑すぎる大人の人間関係に疲れたとき、ちょっとページをめくってみると心が軽くなるかもしれません。

絵本ナビに谷川俊太郎さんのインタビューが掲載されています。どうやってこの本ができあがったかを知ると、より一層、作者の言葉に重みを感じます。

www.ehonnavi.net

最近つくづく絵本ってすごいなと思うのでした。

食品添加物について思うこと

食品添加物。色々なところでテーマになりますね。特に小さい子どもがいると、気になる話題です。

かくいう私も、できる限り食品添加物は避けています。自炊するときは。

平日は1日2回、休みの日は3回、食事の支度は結構な重労働なので手抜きも必要です。気分転換に外食だってしたいのです。だから、外で食べるときはあまり気にせず好きなものを思い切り食べる、食べさせる。でも、家で作るときはできるだけ素材の味が残るようにする、そんな感じのこだわりでやっています。

今の日本で、食品添加物を避けて生活するのはほぼ不可能に近いでしょう。そして、そもそもそんなに毛嫌いしなくても、それなりの知識を持って対応していれば怖くないと思っています。

私はその道の専門家でも何でもありません。これから書くことは、あくまでも1人の母親が個人的に思っていることをまとめたに過ぎません。添加物推進派にも反対派にも戦いを挑むつもりはまったくありませんのであしからず。

食品添加物の役割

食品添加物と言っても、色々な種類があります。私は普段、添加物を次の5つに分類して考えています。

  • 食品の日持ちを良くするもの
  • 食べやすくするもの
  • 味を付けるためのもの
  • 匂いを付けるためのもの
  • 見た目を良くしたりかさ増ししたりするもの

日持ちをよくするのはいわゆる保存料です。中には肝機能への影響や発がん性物質と認められているものもあり、最も世間から敬遠されがちなところでしょうか。

続いて食べやすさ。乳幼児の食事にはかかせない「とろみ」を付けるための添加物はここに属します。デキストリンという言葉を聞いたり見たりしたことがある人も多いのではないでしょうか。いわゆるデンプン質で体に害はないとされていますが、これも立派な食品添加物に当たります。

乳幼児やお年寄りなどは、汁物を飲み込むときにむせることがよくあります。それを防ぐためにとろみを付けるのが一般的で、市販品ではデキストリンが使われていることが多いです。家では片栗粉や粉寒天を使うと便利です。

次にくるのが味をつけるためのもの。本来、食品がもつ味で十分なはずですが、そこにちょっとした旨み成分を足したりすると、人間はもっともっと満足するようになります。これがこの添加物の最大の目的です。成分表示では、「調味料(アミノ酸等)」などと書かれていることが多いですが、中身は様々です。『等』と書いてある場合、その中身はもはや分からないのです。

そして香料。匂いをつけて美味しく感じさせるためのものです。匂いの力は侮れません。実は味なんてほとんどなくても、匂いだけで人間の舌と脳は騙されてしまいます。

その昔、ドイツに暮らしていた頃のこと。現地では大変貴重な納豆と、まったく貴重ではない普通のイチゴアイスが冷凍庫に入っていました。数日後、楽しみにしていた納豆を食べようと開けたところ、完全にイチゴ味。イチゴアイスの香料が強すぎて、納豆がイチゴ味になりました。嘘のような本当の話です。そのくらい匂いのパワーは強いのです。

最後は見た目や量の調整に使われる添加物です。天然・合成着色料は色をつけて見た目をよくします。合成着色料にも発がん性物質はあると言われています。また、ハムに注入される水はかさ増しテクニックとして有名です。水そのものが添加物なのではなく、水でかさ増ししても美味しそうなハムに見えるように添加物を使って形や硬さなどを調整するのです。

どこまでが許容範囲か

さて、何を避けて、何を許容するか。

あくまでも私の場合ですが、前者の2つを許容して、後者の3つは極力避けています。

発がん性物質と聞くと怖くなるかもしれませんが、適量であれば即座に影響が出るとは思えません。そもそも食品添加物だけががんを誘発するわけでもないので、ここはバランスが重要だと考えています。

逆に、保存料を徹底的に避けることで、食品の劣化が進み食中毒を招くかもしれません。かなり神経質に食材を管理しなくてはなりませんし、精神的に追い込まれるかもしれません。

もちろん、摂取のしすぎはよくないでしょう。でもそれは、食品だって同じこと。何事にも適量があるのです。絶対ダメとは考えず、自分の生活スタイルを考えてあまり気にしすぎないようにしています。ただ、もちろん無駄に取り入れることはしません。

食べやすくする(とろみを出す)ためのものは、もはやほとんど気にしていません。こういう食品添加物が、幼児やお年寄りの事故を防いでいることもあるでしょうし、ありがたく恩恵にあずかっています。

問題は残りの3つ。味とにおいとその他諸々。これはできるだけ避けています。

特に味と匂い。まだまだ味覚が完成していない幼児だからこそ、今、食品本来の味を覚えてほしい。ということで、化学調味料と香料には気を遣っています。もちろん、自炊のときだけですが。

最近では、スープの素やカレールーなんかでも化学調味料・香料無添加のものが出ていて、それほど苦労せずにそこそこのものが揃います。

あとは洋食だろうが和食だろうが、煮干しや鰹節、昆布、キノコ類のダシをうまくつかって野菜や肉、魚にしっかりと味がつくように心がけています。研究し尽くされた化学調味料にはかなわないかもしれませんが、食材そのものの味はしっかりと楽しめます。

見た目や量を調整するための添加物は、もはや百害あって一利なし(価格が安くなるという意味では一利はあるのかな・・)。神経質になりすぎる必要はないですが、そもそも不要なものなのでできる限り避けています。

自分なりの基準

忙しい毎日、手の込んだ料理なんてなかなかできませんが、できるだけたくさんの食材に触れさせることと、できるだけ素材の味がそのまま口に運ばれるよう、そこにだけはこだわって毎日キッチンに立っています。

子どもにとって今のやり方がいいのか悪いのか、食品添加物にもっと気を遣うべきなのか、もはや気にしすぎなのか、それはきっと、子どもがもっと大きくなって初めて分かることでしょう。それどころか、もしかしたら一生答えは出ないかもしれません。

だからこそ、色々な情報に振り回されて一喜一憂するのではなく、自分としてこだわるところとその理由をしっかり持ち、自分なりの線引きができることが大事だと思っています。

ちなみに個人的には、食品添加物よりも、動物の飼料に使われるホルモン剤や、植物を害虫などから守る農薬などの方が気になっていたりしています。


ちょっと古いですが、この辺りが参考になります。

読むと怖くなるような内容もあるかもしれませんが、あくまでも客観的事実として受け止めるのがいいと思います。

添加物も農薬も結局のところ避けては通れないもの。だったらできるだけ自分で取り除ける術を覚えておいて損はありません。

[asin:4415320287:detail]

添加物なんかより、食事の基本に目を向けたい。普段の料理で栄養素ひとつひとつまで意識することは難しいですが、そばに置いてときどき読みつつ少しずつ知識を蓄えています。

がまん

日記です。今朝のこと。

登園時、少し遠回りして大好きなお花屋さんの前を通っていきたい娘。

しかしその少し先には工事をしている場所があり、今朝はすでに工事車両が何台か見えていました。車の通りも結構多く、しかも坂道で見通しも悪い。その上工事車両が停まっているとなると、さすがに躊躇します。

『工事の車がいて危ないから今日は我慢してね』

はい、大泣き。

イヤダイヤダと泣き崩れ大騒ぎ。一度火がついてしまうとなかなか大変なお年頃です。突き放してもダメ、寄り添ってもダメ。

時間にしたらきっとほんの数分。でも、親にとっては永遠かと思うほど。途方に暮れて、とりあえず涙を拭いてみました。

グシャグシャの顔をハンカチで拭いてあげると、娘が一言。一生懸命涙をこらえながら、

『あれ、涙が風で飛んでっちゃった』

すぐに笑顔は戻らずとも、もう泣くこともなく、しばらくしたら何ごともなかったかのように元通り。

素直に「わかった、がまんする」とは言えない娘。でも、どうにか理由をつけて我慢してくれた。そんな娘を見て成長を感じずにはいられませんでした。

娘の成長に感謝するとともに、自分もまたこの忍耐力と切り替え力をつけなくてはいけないなと、娘から教えられた朝でした。

宅配野菜セットのススメ〜野菜を選べないことのメリット

最近ではネットスーパーも充実し、わざわざ買い物に出向かなくても食材が手に入りやすくなりました。ネットスーパー以外にも、生協などをはじめとした食材の宅配サービスがたくさんあるのをご存じですか?

多くの宅配サービスがお得な野菜セットを提供しています。旬のものが何品か入って、単独で買うよりも少しお得なお値段になっていることがほとんどです。量のバリエーションがいくつかあるのが一般的で、家族構成にあったものを選ぶことができます。

野菜セットのいいところ

f:id:natsun_happy:20151006231012p:plain:w300

重たい野菜を買いに行く手間が省け旬のものが手に入るというだけでも、育児中の身としてはかなりありがたいことです。でも、実際に使ってみると、それ以上に大きなメリットがあることに気がつきました。

それは、野菜を選ばないこと

初めはこれが不便かなと思ったのですが、それは全くの勘違い。逆に選べないことによるメリットは大きいです。

子どもには色々な食材を食べさせたいと思っていても、いざ自分で買い物に行くと手に取る野菜はいつも同じ物、そんな経験をしたことはありませんか?

自分が苦手な野菜、調理が面倒な野菜、調理方法を知らない野菜、そもそも見たことのない野菜、こんな野菜たちは心のどこかで無意識のうちに敬遠してしまうものです。

それが、野菜セットだと容赦なく入ってきます。でも、珍しい野菜の場合には調理方法の説明がついていたりしますし、クックパッドに頼ればたいていのことは解決します。

娘が1歳になる少し前から初めて2年半、娘が知っている野菜の種類がかなり豊富になっていることに気がつきました。

栄養バランスとか体にいいものとか、幼児食に関する話題は尽きませんが、私はとにかく色々食べさせることを重視しています。

離乳食そして幼児食の時期は食事以外にもとにかく手がかかることも多く、なかなか完璧な食事を用意することは難しいものです。そこで、手っ取り早くできることとして、食材の種類を増やすことを特に意識しています。

そういう意味でも宅配サービスの野菜セットは欠かせません。

宅配サービス比較

宅配サービスにも色々あります。

今は、らでぃっしゅぼーやパルシステムを使い分け、月一回は知り合いの農家から無農薬野菜のセットを買っています。それでも足りないときや、なんとなく興味深いものが見つかるとクックパッドも使ってみたり。

ほかにも宅配サービスは色々ありますが、使ったことがあるこの3つのサービスをご紹介。ライフスタイルにあったサービスをぜひ見つけてください。

らでぃっしゅぼーや

らでぃっしゅぼーや

野菜セットのクオリティはピカイチです。とにかく鮮度がよく、内容も充実。簡単なレシピもついてきます。

量のバリエーションも豊富で、生活スタイルにあったセットが選びやすくなっています。くだもの付きのセットも用意されています。

らでぃっしゅぼーやの商品は、全体的に価格が高めですが、野菜セットのコストパフォーマンスは決して悪くありません。一方で、冷凍食品や肉類、調味料などはスーパーなどの価格に比べると高価なものが多いです。

そうは言っても無駄に高いというわけではなく、それなりの品質のものが揃っているという印象です。無添加だったり有機原料を使っていたり、国産原料にこだわった商品も多いです。




パルシステム

www.pal-system.co.jp

生協が運営するパルシステム。こちらはらでぃっしゅぼーやに比べると価格も良心的な印象。扱っている商品も、パルシステムブランドに限らず、近所のスーパーで売られているようなものも見かけます。

野菜セットには、通常のセットと有機野菜セットの2種類が用意されています。量のバリエーションはあまりありません。5品または8品のセットになっていて、他は個別に注文して補うような形です。

ちなみに野菜セットとは少し離れますが、パルシステムのいいところは離乳食に優しいところ。離乳食に便利な冷凍食材などが多数揃っています。乳幼児向けのカタログが用意されているため、食材から生活用品、さらには絵本まで、育児に必要なものはおおよそ揃ってしまいます。これはありがたいですね。




クックパッド(産地直送便)

https://shop.cookpad.comshop.cookpad.com

クックパッドにも宅配サービスがあります。プレミアム会員であれば、登録済みのクレジットカードでそのまま買い物ができます。

野菜をはじめとし、肉や乳製品など、全国各地の農家が登録されています。

らでぃっしゅぼーやパルシステムとは違い、ピンポイントで農家を指定した買い物ができるのが特徴です。興味のある農家から直接買えるこのシステムはなかなか面白い。

なお、送料は農家によりけりです。自宅との距離が近ければ安い農家もあれば、全国一律の農家もあります。

一回限りの単独購入もできますし、定期購入にも対応しています。

手軽に「野菜セット」を試してみたければ、このクックパッドの産地直送便がいいかもしれません。

野菜セットの上手な使い方

はじめて「野菜セット」を頼むと、一度に送られてくる量に少し戸惑いがあるかもしれません。普段スーパーで買う量と比べると確実に多く、消費するのにも時間がかかります。

そもそも、らでぃっしゅぼーやパルシステムなどは週1回の配送ですし、おおよそ1週間分を頼むことは珍しいことではありません。

そうは言っても、一週間分のお野菜。鮮度が気になるかもしれません。

そんなときに活躍するのが野菜の保存袋です。

こちらのエントリーでも紹介していますが、「やさいエコバッグ」がおすすめです。葉物でもシャキシャキのまま保存できます。

natsulife.hatenablog.com

もしかしたら泥付きのまま配送されてくるものが多いのも、鮮度を維持しやすい理由かもしれません。

それでも気になるようなら、常備菜にしてしまってはいかがですか。

natsulife.hatenablog.com

ちょっとした工夫しだいで、1週間分の野菜も無駄なく消費できます。慣れるまでは少なからず無駄が出てしまうかもしれませんが、自分流のスタイルが見つかれば、案外うまくいくかもしれません。

日めくりカレンダーで日にちと曜日の概念を身につける

最近、日めくりカレンダーをめくるのは娘の仕事になりました。3歳を少し過ぎた頃は、まだカレンダーの意味をなかなか理解してくれず、めくりすぎてしまうこともしょっちゅう。

カレンダーとしての機能をあまり果たしていませんでした。

それが、何ヶ月か続けるうちに、最近ではしっかりと「1日1枚」を理解して、的確にめくっていきます。忘れてしまったり、帰省していたりして何日かめくっていなかった日があると、今日は何日?と聞いてきて、日付を合わせてくれます。

娘の作業を手助けしてくれているのは、Eテレの「0655」。朝6時55分から始まる5分間だけの番組です。

http://www.nhk.or.jp/e0655/

この中の「日めくりアニメ」というコーナーでは、毎日違ったアニメーションでカレンダーをめくっていきます。

それを見ているうちに、自分がやるべきこととカレンダーの意味を理解しはじめ、しばらくすると正確にめくってくれるようになりました。

毎日めくってくれるだけでもありがたいのですが、何よりもよかったのは、娘に「日にち」や「曜日」という概念が育ったことです。

特に曜日の概念は大事で、少し前まではいつ保育園に行っていつ休みかもよく分かっていなかったのに、最近では曜日を教えてあげると自分のすべき行動をある程度理解しています(理解しているだけで、テキパキ行動してくれるかは別問題ですが・・・)。

また、保育園の持ち物の中には週初めだけ持って行くものもあり、荷物を揃えるときにも曜日の概念は助かります。

カレンダーは私の好みで決めているので、特に子ども向けのカレンダーを使っているわけではありません。それでも自然と日にちや曜日を理解するようになりました。

一生懸命教えようとするよりも親子ともにストレスなく済みますし、時間感覚を身につける一環として、子どもを日めくり担当にするのはおすすめです。

ちなみに、我が家のカレンダーは、365日すべて異なるフォントで書かれているTypodarium。おしゃれで素敵です。

子どもには読めない数字やアルファベットも多いですが、娘はそれもまた楽しんでいます。

朝の忙しい時間に、

「今日の“2”さんは歩いて行っちゃいそうだね〜」

なんて言われると、少しばかり心が穏やかになるものです。

来年のものはこちら。すでに6月末に予約済みですが、未だ発送される気配はありません・・・。

このカレンダー(Typodarium)については、こちらの記事が参考になります。

http://www.haconiwa-mag.com/magazine/2015/01/typodarium_2015/www.haconiwa-mag.com

【書評】新・子どもに食べさせたいおやつ 〜 簡単に手作りするためのヒントがたくさん詰まった一冊

平日、夕方まで保育園にいる娘は、家でおやつを食べる機会が週末しかありません。

お菓子を買ったところで少し食べては残って古くなってしまうことが多く、そのうちほとんど買わなくなりました。

最近では週末のおやつは自給自足。食べたければ一緒に作ろうよと。

私が1人で作ることもありますが、午前中どこにも行かずに家で遊んでいるときは、できるだけ誘って一緒に作るようにしています。おままごとが長時間続くと大人は飽きてきますし、お菓子作りの誘いにのってもらえる方がむしろ助かることも。こういうときは、午前中に作っておいておやつの時間に食べます。この「おやつを待つ時間」がまた楽しかったりするのです。

手作りおやつなんて聞くと、ちょっと(いや結構?)面倒な気もしますが、それがそうでもありません。

この本に出会って、おやつ作りを楽しめるようになりました。

手作りおやつの参考書

子どもと一緒に作れるシンプルなレシピ

簡単な一品だと、例えば「のりチーズ」。スライスチーズを海苔で挟んだだけという、一瞬で完成するおやつです。何の用意もなくおやつの時間を迎えてしまったときの救世主です。

これが娘には大ヒット(大人が食べてもおいしい!)。

もちろんちゃんとしたクッキーや羊羹なども掲載されていますが、どのレシピもシンプルで手間はそれほどかかりません。子どもと一緒に作れる簡単レシピが満載です。

おやつと言っても甘いものばかりではなく、おにぎりやピザ、サンドイッチなどのいわゆる「捕食」もたくさん載っていて、レパートリーが広がります。

素材について考える

素材についてもよく考えられていて、砂糖や粉類、乳製品などそれぞれの特徴が説明されています。「子どものためには必ずこれ」という答えがあるわけではなく、あくまでも解説。押しつけ感もないのですんなり読めます。

例えば甘味ならきび糖に黒砂糖、さらにはメープルシロップや蜂蜜などを使い分けることができます。素材の特徴に加えて、黒砂糖や蜂蜜は、乳児ボツリヌス症予防のために1歳までは控えるべきといった注意点も書かれているので、一読しておくと安心です。

各食品の特徴を把握した上で使うことは大事ですね。

食べる量について考える

掲載されているいくつかのレシピの適量や、食品ごとの摂取適量が年齢ごとにまとめられていて、これがとても参考になります。

例えば砂糖。3歳〜5歳ではおよそ5グラムが1日の摂取目安です。これは、3度の食事も併せての量なので、おやつで摂るべき糖分は決して多くはありません。自分で作ったお菓子だと、1つ(または1切れ)に砂糖や油脂がどれだけ入っているかはすぐに分かります。

おやつに砂糖や油脂が多く含まれていたと思えば、夜ご飯で調整できます。

夜ご飯で調整しきれなければ翌日で。あまり神経質にならず、ざっくり1週間単位でそれなりにバランスが取れるように注意しています。

ここにもまた自分で作ることのメリットがひとつ。材料とその量を知っていることで、むやみに食べ過ぎを心配する必要もなければ、無駄に我慢させる必要もありません。

もちろん食べる量には個人差があるので一概には言えません。以前、小児科医から、全体量が多くてもバランスよく食べていて急な体重増加や体調不良がなければ大丈夫とのアドバイスを受けたことがあります(娘はものすごくよく食べます)。ただ、目安があるととても安心できるものです。

大忙しの毎日に、食品成分表とにらめっこして調理する余裕なんて皆無です。でも、目安を知っていることで、「適当にやる」ことがうまくなれる気がするのです。

番外編 クックパッド

上で紹介した本に加えて、クックパッドにもかなりお世話になっています。

最近娘(3歳)と一緒に作って、作ることも食べることも楽しめたおやつを二品をご紹介。

cookpad.com

cookpad.com

どちらもバターを使っていないところがポイントです。サラダ油で作るケーキ類は混ぜるのが簡単なので子どもにお手伝いしてもらいやすいのです。もちろん、サラダ油といえどまだまだ子どもだけできちんと混ぜることは難しいですが、やっている気分になれるところがいいと思うのです。

最後はハンドミキサーを使うこともありますが、娘にはできるだけ材料を入れて混ぜるところを見せています。おやつを食べながら、入っている材料についての会話が広がったりして楽しいから。

それなりに汚れますし、ときとして悲劇的なことも起きますが(ボールがひっくり返るとか)、そのときの手間を差し引いても親子の有意義な時間になることは間違いなしです。

手作りなんてちょっと面倒と一瞬思いがちですが、子どもにとってはお手伝いも遊びのうち。親だけが時間を割いて子どものためにおやつを作るのではなく、子どもと遊ぶ時間の一部をおかし作りにあてればいいのです。

興味を持つかは子ども次第だと思いますが、楽しんでくれたならきっとそこから色々な発見があるはず。

もちろん、いつでも一緒に作らなくてはなんて思っていませんし、そもそも常に手作りしなくては、なんて全く思ってはいません。子どもが自分で作ったり、お母さんが作ってくれたり、市販品だったり外食だったり。そういうメリハリがあってこそ、親も子も手作りの楽しさに触れられるのではないかと感じています。

負担にならず楽しみながらできてこその手作りおやつ。上で紹介した1冊には、手作りおやつを楽しむためのヒントがたくさん載っています。お勧めです。