Natsu life

娘・家族・仕事。大切なものをもっと大切にしたい。お母さんエンジニアの思うこと。

道路で必ず手をつなぐために実践してきたこと


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子どもの成長は早いもので、ヨチヨチ歩きを始めたと思ったら、あっという間にトコトコ、そしてチョロチョロ、気づけば追いかけるのも大変になってきます。

気になるのは道路や駐車場を歩く時のこと。手をつながずに1人で行ってしまうと心配です。

手つなぎの習慣をつける

娘が歩き出した時期に、保育園の先生からアドバイスをいただきました(一字一句覚えているわけではありませんが、内容はこんな感じです)。

手をつなぐのは習慣です。一度身についてしまえば当たり前のようにそうしますが、つながなくてもいいと思ってしまったらあとが大変です。

その時はまだ、移動は全て抱っこかベビーカー、歩くと言っても公園などでヨチヨチ歩いていた程度です。

なるほど最初が肝心なのかと思ったことをよく覚えています。

そして、少しずつ日常の「移動」に自分の足を使うようになってきた頃から、徹底して手つなぎを実践してきました。

これ、簡単なようでなかなか大変です。片手に荷物を持っていたりすると、完全に両手がふさがります。風で髪の毛が目に入っても、蚊に刺されて痒くても(今年の夏は大変でした)、とにかく娘とつなぐ手を離すことはせず、もう片方の手をあけられる状態になるまで我慢。

買い物では支払いで苦労しました。こればかりはさすがに片手ではどうにもならず、娘には私の足やカバンなどにつかまるように言ってきました。とにかく、離れてはいけないということを「ルール」としてではなく「習慣」として身につけてもらうために。

その結果、今となっては手をつながずに1人でトコトコ行ってしまうということはよほどのことがない限りありません。

手つなぎに関しては性格の問題もあるとは思いますが(うちの子はかなり臆病)、習慣化できたことも大きいのではないかと思っています。

片付けや身支度も、習慣にしてしまえば子どもは案外きちんとできます。手つなぎに関しても同じことが言えたとしても不思議はありません。

子どもを守れる距離感

我が家ではさらに、歩道を歩いている時でも大人が外側(車道側)子どもが内側です。これも、歩き出した頃から徹底しています。今となっては、毎日の通園路のどこで手をつなぎ変えるか覚えているため、自分から手を出してくれて助かります。

道路や駐車場は本当に危険だと思います。手をつながずに歩いている子をよく見かけますが、大人が近くにいれば平気なのでしょうか。

もし自分が車に乗る機会があったら車の脇を見てみてください。うちの子の身長だと、、、と考えると死角になって全く見えない場所が結構多いのです。

歩いている大人には気がついていても、少し離れている子どもはドライバーの視界にすら入っていないかもしれないのです。

このとき、手をつなげる距離感というのが大事なのではないかなと。さすがに、歩行者の脇50センチまで車が接近してくるようなことは滅多にないでしょう。そう思うと、手を繋げる距離に子どもがいれば、それだけでかなり安全を確保できます。

何かあってからでは遅いのです。最悪の事態を避けるため、道路を歩くときは慎重すぎるくらいに徹底しています。もしかしたら、二人目、三人目となったらそんなこと言っていられないよ、という意見もあるかもしれません。でもやっぱり、どうにか工夫して徹底すべきところなのではないかなと思うのです。

「守るべきこと」ではなくて「当たり前のこと」に

自分一人で徹底するのは大変です。子どもに「守らせよう」とするのではなく、「当たり前」にしてしまうことが楽な解決方法です。そう思って実践してきて約1年、今では、どうしても手を離す必要が出てくると、娘は足を停めて待っていてくれます。

もう少し大きくなるまで、このスタイルを突き通していきたいと思っています。

ちなみに、手をつながないことは「よほどのことがない限り」ありませんと書きましたが、「よほどのこと」は友達と一緒のときにやってきます。大好きな友達と一緒に歩いていると、ついつい遊びモードに切り替わってしまうことがあります。ここをどうやって対処するかが、今の私と娘の課題です。


秋になって暗くなるのが早くなってきました。夜道を歩くときは、反射テープや反射ベストなども活用したいですね。我が家では今のところ、マジックテープ式の反射テープを足首やバッグなどに巻いて使っています。

以前、北欧のどこかの国で、おそらく保育園児と思われる小さい子どもの集団が、このようなベストを着てお散歩しているところを見かけました(もちろん昼間です)。とても可愛らしかったことをよく覚えています。子どもを守るのは大人の義務ですね。