遊びを切り上げさせるための「あと2回」作戦
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2歳児が無我夢中モードに入ってしまうと、もう何も聞く耳を持ちません。中断させるのは至難の業。育児をする親であれば、少なからず同じような経験はしているのではないかと思います。
遊びから食事、いや、その前に片付けがありますが、片付け途中になぜか再び遊びだしてしまったり。そして、食事のあとはお風呂、、、とはいかず、またそこに遊びが入ってきます。やっとお風呂に入ったと思ったら今度はそこで遊び初めてしまい、お風呂から出ない。
そんなことの繰り返しです。
よく「あと1回だけね」と言っていたのですが、「はーい」と素晴らしい返事はするものの、「あと1回」が永遠と続きます。寝る前に読む絵本だって、「もう1回読んで!」の連続です。
そんなとき、ふと思いました。そもそも「1回」が何か分かっていないのではないかなと。
そこで、試してみたのが「あと2回」作戦。
そろそろ終わりにして欲しくなったところで「あと2回だけね」と忠告。
また遊び出す(もしくは本を読んであげる)ので、「これが1回目だからね」と教える。遊んでいる最中にも何度か「これは1回目だよ」と伝えています。
遊びにしても絵本にしても1サイクル終えたところで、
「今のが『1回』だから、これと同じことをもう『1回』やったら終わりだよ」
と教えてあげる。ここで、何となく「1回」の意味を理解するのか、「2回目」を終えると無事に終了することが多いのです。
成功率100パーセントとはいきませんが、「あと1回」に比べて「あと2回」の方が確実にスムーズにいきます。永遠に続く「あと1回」をうまく回避できるようになって、精神的に少し余裕が持てるようになった気がします。
個人差もあるでしょうし、まったく通用しない子どももいるかもしれませんが、「あと1回」の無限ループに悩んでいる方は試してみる価値ありかもしれません。