あいうえおかるた
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娘へのお年玉として、おばあちゃん、おじいちゃんがかるたを買ってくれました。
帰宅してからさっそく封を切り、超スローペースのかるた大会を開催。私は読み手にまわりましたが、読めば読むほどこのかるたの良さを感じました。
まず、絵がとにかく分かりやすい。まだほんの一部のひらがなしか読めない娘でも上手に遊ぶことができます。
続いて読札の文章。ゴロが良く読みやすい(聞きやすい)だけでなく、同じ仮名が上手に使われています。
例えば「あ」なら「あひるさんが ありさんに ありがとう」、「か」なら「かめさん かえるさん かたつむりさん いっしょに かえろう」となっています。読むときに「あ」や「か」を強調して読むことで、リズム感が生まれます。
また、文面もよく考えられており、挨拶であったり感情であったりがうまい具合に使われていて、かるたをしながら想像力が掻き立てられます。
元々、私も娘もいもとようこさんの絵が好きで、娘は「いいおかお(こんにちは)」という本がお気に入りです。
このかるたの絵もとても優しい感じで、見ているだけでも楽しくなります。
娘が急にひらがなに興味を持ち始めたので、実は少し前からかるたを買ってあげたいと思っていました。第1候補として考えていたのはぐりとぐらのかるた。一度知人の家で見たことがあり、絵の可愛らしさに一目惚れしたのです。しかし、このぐりとぐらのかるた、ひとつ難点があるとしたら、絵から仮名が連想しにくいものが結構あること。そのため、ひらがなをすでに読める子にとっては問題ないのですが、ひらがなに興味を持ち始めた段階の娘には向いていないかもしれないと思い、購入をためらっていました(そもそも一目惚れをしたのも娘ではなく親の私ですし)。
今回、たまたま本屋さんで見かけたこの「あいうえおかるた」は、そのような心配もほとんどなく、娘もかなり楽しめています。
また、絵札の裏側には、書き順をはじめ、カタカナとローマ字の表記もあり、年齢が上がってからも十分に活躍しそうです。
かるたと同じ内容の本で「あいうえおのえほん」というものもあるようですね。こちらも良さそうです。
ちなみに、本屋さんには他にもアンパンマンのかるたがおいてありました。アンパンマンを選ぶかなと一瞬思いましたが、娘は即決でこのあいうえおかるたを手に取りました。いいものに出会えてよかったです。
絵本と違ってかるたは、大人数で遊べるのがいいですね。家族の会話もまた増えそうで楽しみです(娘がこれ以上おしゃべりになったら大変ですが…)。
そんなこんなで、かるたデビューから1日が経った昨日のこと。なんと、娘が読み手にまわっていました。。びっくりして読み札を覗き込むと、読んでいるものとは全く違う札を、しかも逆さまに持っているだけ。あっという間に内容を覚えてしまったようです。子どもの柔軟な脳みそ、何とも羨ましい限りです。
かるた大会も、1年後には大人が四苦八苦していそうですね。