Natsu life

娘・家族・仕事。大切なものをもっと大切にしたい。お母さんエンジニアの思うこと。

洗濯槽カビとの戦い 〜 泡クリーナーに勝機ありか!?


スポンサーリンク


タイトルのとおりです。気をつけていたのに、ついに戦わざるを得ないステージに入ってしまいました。

我が家の洗濯機は斜めドラム型。ヒートポンプ式の乾燥機つき全自動洗濯機です。購入から2年半、ほぼ毎日のように洗濯+乾燥を使い、かなり酷使しています。

さて、洗濯機のメンテナンスと言えば、真っ先に気になるのが洗濯槽のカビ。

でも、乾燥機を使っているとカビにくいと言われています。それは、乾燥により洗濯槽の中の水分がなくなるため。そう、それですっかり油断していました。

今日は、カビとの戦いが始まった経緯と対策、そしてその結果(途中経過?)をお伝えします。

事故防止とカビ防止

ドラム式洗濯機に閉じ込められるという事故が相次いでいます。我が家での対策は、まず第一に娘に洗濯機の扉を触らせない。そして、洗濯機の扉は常に閉めていました。これがカビ対策としてはよくないことは分かっていますが、やはり事故防止を優先せざるを得ません。

natsulife.hatenablog.com

それでもどうにか2年半は気になるようなカビには遭遇しませんでした。ほとんど毎日乾燥機をかけ、洗濯だけで終えたときは洗濯槽乾燥モードで20〜30分回していたのがよかったのかもしれないと思っていました。

ところが、、、今年の梅雨明けどき、ついにそのときがきてしまったのです。

いつも通り夜中のうちに乾燥を終え、朝になって乾燥済みの洗濯物を取り出し、、、ここまでは良かったのですが、ほんの数枚のアンダーシャツと靴下を取り忘れておりました。

それでも事故防止のため扉は閉める。そして、そのことをすっかり忘れてそのまま実家に帰省。

帰省中に梅雨があけ、外も一気に暑くなりました。そして2日後に帰宅し洗濯機の扉を開けると、そこには世にも恐ろしいカビの臭いが漂っていたというわけです。

乾燥の罠

このとき、乾燥すればカビ対策になるというのは大きな誤解だったことに気がつきました。

少し横道にそれますが、今の全自動洗濯乾燥機には、ひとつ大きな問題があると思っています。

それはホコリ。一度乾燥を終えると、ビックリするほどホコリが取れます。フィルターの掃除を毎日したところで、分解しないと届かないところにもホコリはびっしり。懐中電灯を使いホコリフィルターの奥の方を覗いてみてもすぐに分かります。

過去に一度、乾燥時間が長くなり過ぎてメーカーのサービスマンを呼んだことがあります。

故障でも何でもなく、やはり問題はホコリ。フィルター近辺の部品のうち簡単に外せるものは外して掃除をしてくれました。

そしてこのとき、固定部品として装着されていたものが1つ、取り外し可能な部品に変更されました。さらに、ご丁寧に「ここを外して掃除をしてください」というようなシールまで貼られておりました。これはつまり、ここのホコリが乾燥時間&精度に大きく影響していたということを意味しています。

ただ、色々と調べてみると実際には他にもたくさんホコリが目詰まりするポイントがあるようで、やはり数ヶ月後には乾燥能力が落ちてきます。

これを騙し騙し使っているわけですが、乾燥能力の低下を防ぐことはできず、なんとなく湿っぽさが残る状態で終わってしまうようになるわけです。

カビ事件がおきたあのときも、そんな感じでした。

おそらく、洗濯槽の中に残された数枚の衣類には、ほんの少しだけ水分が残っていたのでしょう。

そして、洗濯よりやっかいなことに、乾燥後は庫内が暖かい。そう、カビが好む温度と湿度とが自然にできてしまったのです。

だから、「乾燥=カビ対策」はもはや当てにならない、そう思うわけです。乾燥後は庫内を空にしてクールダウンする必要があります。

カビとの戦い

そんな経緯で始まったカビとの戦い。

まず始めに試したのは純正の洗濯槽クリーナー。洗濯機についている洗濯槽洗浄モードで使います。11時間もかかります。

結果、変化なし。2回やっても変化なし。がっかりです。

この時点でかなり落胆し、もはや洗濯機を買い換えるかという話まで出た我が家。でも、さすがにそんなに簡単に買えられるようなお値段ではありません。

しかたがないので色々と調べているうちに、純正の洗濯槽クリーナーは塩素系だということに気がつきます。塩素系クリーナーでは、表面上のカビは取り除けるものの、洗濯槽の裏などに付着した頑固な石けんカスなどは取れないようです。そしてこの石けんカスやおそらくホコリの塊にもカビの魔の手が伸びていることは想像に難くありません。

そのため、これらの汚れも除去する必要があるらしいということまで分かりました。

さらに調べていくと、酸素系の漂白剤がいいとのこと。酸素系漂白剤をお湯で薄めて洗濯槽を洗うときれいになるという情報がたくさん見つかりました。

でもそれはちょっと面倒なので、何かないかと探していたところ、見つかりました。酸素系の洗濯槽クリーナー。

成分としては、ほぼ酸素系漂白剤と同じ(完全に一緒ではありません)。ただ、細粒上になっていて水でも溶けます。

さらに、「泡クリーナー」とあるだけあって、泡がブクブクとたつわけです。この泡をしばらく洗濯槽の中に放置させ、頑固な汚れを撃退するという作戦です。

試した結果は、、、ビックリするほど無臭。あのかび臭さは嘘だったのかと思うくらい無臭。この感動は忘れられません。

ちなみに、説明書には、洗濯槽洗浄モードがある洗濯機ではその通りに使うとありましたが、それだと泡は立ちませんでした。おそらく、撹拌のスピードが遅いからでしょう。ただ、それでもかなりの効果がありました。

でもせっかくなので泡ブクブクも見てみたい。そこで、通常の洗濯モードで回してみたところ、面白いほどに泡が立ち無事全体に行き渡りました。

このクリーナー、格安な上になんと3つも入っています。1回は洗浄モードで、2回は通常モードで使用しました。

これでいったんは、カビと完全にお別れできたと思っていたわけですが、その後も時々カビの臭いが気になるような・・・(気のせいかもしれないですが)。

そこで、現在では定期的にこのクリーナーを使用して、とにかくこの夏を乗り切ろうと戦っています。

ドラム式洗濯機のカビ臭さで悩んでいる方、もしくは悩んでいなくてもなんとなく心配な方、値段もお手頃なので是非試してみてください。