Natsu life

娘・家族・仕事。大切なものをもっと大切にしたい。お母さんエンジニアの思うこと。

保育園・幼稚園生活に思うこと


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今年もまた認可園の結果が出る季節になりましたね。色々な思い、色々な準備や次への策が繰り広げられていることと思います。

我が家の娘は4月から年中組。これまで保育園に3年とこども園(と言ってもほとんど幼稚園)に10ヶ月ほど通っています。この季節は、転園があろうとなかろうと、自分と子供の生活について考え、振り返るいい機会になっています。

育児と家事と仕事の毎日はとにかく戦いです。でも、どうせなら楽しみたい。親も子も、仕方なしに預けて・預けられているという感覚ではなく、園生活を楽しむことが必要だと思っています。

これまでの約4年を振り返りつつ、園生活を送る上で私が意識していることを書いてみました。

園の「いいとこ探し」

我が子を預ける保育園ですから、隅々の細かいことまで気になります。これまで通っていた園も、今通っている園も、それぞれに良いところと悪いところあります。

でも、いざ預けると決めたら徹底的に「いいとこ探し」をしています。もちろん、気になるところもたくさんあります。完璧な保育園なんてなかなか存在しないもの。

だけど、我が子を預けるとき、親が不安に思っていたら確実に子どもに伝わります。親が、園に対して敵対心を抱いていたら、子どもはなぜそこに預けられるのか、きっと不安になるでしょう。だからまず、自分が園と信頼関係を築けるよう、とにかく園のことを好きになるように「いいとこ探し」を徹底します。

そして、いいところを娘にも伝えます。それが娘の心をどれだけ支えてくれているかは分かりませんが、最初は警戒心をむき出しにしていた娘も、今ではすっかり園を楽しんでいます。

「ごめんね」とは思わない

この4年間、色々なことがありました。泣き叫ぶ娘との戦いもありました。私もたくさん泣きました。

でも、できる限り娘の前で「ごめんね」とは思わないように気をつけてきました。

「預けてごめんね」
「お迎えが遅くてごめんね」

泣く子を見れば自然とそんな感情が込み上げてきますが、「ごめんね」が伝わった時点で「預けること」が「謝るべきこと」になってしまう。

からしたら「謝られるようなことをされている」と思ってしまう気がして、「ごめんね」を避けてきました。

それよりも、「楽しいところに行っているんだ」というポジティブな気持ちでいてほしいと思っています。実際に、園には楽しいことがたくさんあります。

だから、楽しむために行っていると思ってもらいたい。そのために、自分ができることは何だろうかといつも考えるようにしています。

積極的に関わる

仕事をしているから子どもを預けているわけで、園と積極的に関わるのは簡単ではありません。日中は仕事だし、休みの日はたまった家事を片付けるのに精一杯。

でも、今しかない園生活なので、とにかく自分も楽しみたいと思っています。子どもの話を聞くのはもちろんのこと、連絡帳やお知らせなど園のことを知る機会はいくつか用意されているはず。

正直なところ、1歳で入園(正確には0歳)したとき初めて目にした連絡帳(生活記録)は、「なんて面倒なんだ!」と思いました。でも、それも3年も続けると、最高の宝になりました。

もし自分が保育園に子どもを預けていなかったら、これだけ丁寧に毎日子どもの記録を残せただろうか。たぶん答えはノー。基本、面倒くさがりの私にとって、連絡帳の強制力はありがたかったです。

きっとこれから初めて連絡帳を書くお母さん・お父さんもいると思います。最初は面倒だと感じるでしょうし、そもそも単調な毎日でいったい何を書けばいいのだろうかと思うかもしれません。

だけど連絡帳に関しては、とにかく書き続けることに意味があったなと、今では思います。

年少になった今は、本当に簡易的な連絡帳だけになりました。少し寂しくもありますが、これまでの連絡帳の役割を、娘が果たしてくれているので楽しくもあります(ただ、ときどき意味不明で困りますが・・・)。

幼稚園は行事も多く係もありますが、これもまた、最初は苦難の道かと思いきや本気で関わってみると楽しい(有給との戦いであることは否めないけれど)。


昨年3月に3年通った保育園を卒園し、4月に子ども園に入園した娘。この1年は、これまでで一番激動だったように思います。

最初は泣きました。親も子も泣きました。保育園と違い子ども園は、幼稚園の時間が終わると帰宅する子どもがいます。それに気づいた娘に抗議をうけました。

でも今は、そんなことも懐かしい思い出。娘はすっかり園に慣れ、誰よりも長く園を楽しみ、もうすぐ年中になって下級生のお手伝いをする日を心待ちにしています。年中・年長のクラスやバスの席について思案し、毎日ワクワクしています。

そんな娘に力をもらいながら、今日もまた頑張ります。