Natsu life

娘・家族・仕事。大切なものをもっと大切にしたい。お母さんエンジニアの思うこと。

夢と魔法の国で娘がかかった魔法


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5歳を目前にして、初めて娘と一緒に家族でディズニーランドに行きました。

初めてのディズニーランド。人も多いし歩き疲れるし、どうなることかと思いましたが、とても楽しんでくれました。

一緒に行った家族がディズニーランド大好きで、何から何までコーディネートしてもらいました。おかげで、本当に楽しむことができました。ありがとう。

娘の友達はオーロラ姫になると言うので、娘にはエルサのドレスを買ってあげました(メルカリですが…)。試着した時点でテンションアップ。ディズニーランドというまだ見ぬ世界に期待が膨らみます。

ショーを楽しむ

アナと雪の女王が大好きな娘。普段からエルサになりたくて仕方ない。そんな話題から、よし行こう!と決めた今回のディズニーランド。目指すはアナとエルサのウィンターグリーティング。

公式サイトに掲載されていた内容を一部引用すると(すでにイベント終了しているためページはもう公開されていません)、

シンデレラ城前のキャッスル・フォアコートで、アナとエルサたちが子どもたちと一緒に遊ぶグリーティングショー。

子どものためのショーですね。そして、

「アナとエルサのウィンターグリーティング」のお子様の参加方法
※1人で参加することのできる小学生以下のお子様は、キッズエリアにてショーにご参加いただけます。

参加型です。ただし、『1人で参加することのできる』子に限ります。

最初、娘はエルサと一緒に踊るとやる気満々。ずいぶん前から場所も確保し参加資格も得ました(この辺りの手際のよさも友達のおかげ)。

警戒心と人見知りという壁

娘は警戒心がものすごく強く、人見知りもするのでなかなか1人で行動ができません。

例えばレストランなどにあるキッズスペース。仮に親のテーブルから3メートルくらいしか離れていなかったとしても、1人では行きません。親の顔が見える距離でもダメ。遊びたくても我慢して親のもとで過ごすか、親を説得して連れて行くか。

そんな娘が、大勢の中に入ってエルサのショーに参加するなんて無理だろうと思っていましたが、本人がやる気だったのでまずは様子を見ることに。

最初は親と一緒に集合。ここではまだ意気揚々。

ところが、キャストのお姉さんが「保護者の方は席にお戻りください」と言った途端に一変しました。

勇気が足りなかった。

踊りたくない、エルサに会えなくていい、ママとずーっと一緒にいるのが一番いい。

娘は4歳、一緒にいたお友達は3歳。この年齢だと片方がぐずり出したら連鎖します。結局2人とも親元でひっそりと踊り、間接的にショーに参加することになりました。

遠くにエルサを見ながら一生懸命踊る娘。まあそうだよね、と納得する親。

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エルサの魔法

最初に魔法にかかったのは3歳のお友達でした。

エルサを見つめてジリジリと前進。キャストが暖かく迎えてくれたため、なんとか大勢の子どもたちの輪に加わりました。

その時キャストが娘も誘ってくれたものの、当の本人は目をそらして拒否。

ショーはそのまま進行し、なんとエルサとアナがフロートから降りてくることに。これはすごい。

じーっと見つめていた娘に、これが最後のチャンスかなと思いダメ元で声をかけてみました。

『エルサの近くに行きたかったら行ってもいいよ。〇〇ちゃんもいるよ。行ってみる?』

そして娘、大きくうなずいたかと思うと、覚悟を決めて走り出しました。全速力。(転ばなくてよかった…)

勇気を振りしぼり、不安に負けないように懸命に走り、お友達のところへまっしぐら。その後、2人はしっかりと手をつなぎ最後までショーを堪能。

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不安が自信に変わるとき

ショーが終わると2人ともなんとも自信に満ち溢れた顔で戻ってきました。エルサに会えた喜びと、1人で行動できたことへの満足感がしっかりと表情に出ていました。

親としても、娘が走り出したその瞬間は感動してなんだかホロリ。この先は、エルサどころではなかった。。


ディズニーランドはやはり夢と魔法の国でした。エルサの魔法にかかった娘は勇気をもらい、お友達の力も借りて、またひとつ成長したのだと思います。

みんなの輪に入って楽しむ。難なくできてしまう子もたくさんいます。むしろ、どこへでも行ってしまい迷子にならないか心配だという話もよく聞きます。

でも、娘にとっては大変なこと。これまで一度もできなかったことが、この日、できるようになりました。

こうして少しずつ娘が離れていくのだと思うと寂しくもありますが、、、ディズニーランド、ありがとう。また行きたい。(疲れるけども…)